Sangsangin Investment & Securitiesは10日、Graphy（グラフィ）について、輸出市場の開拓と国内での認知度拡大により来年の売上高が成長すると分析した。あわせて投資意見は「買い（Buy）」、目標株価は3万2000ウォンを新規提示した。前営業日Graphy（グラフィ）の終値は1万9130ウォンである。
ハ・テギSangsangin Investment & Securities研究員はGraphy（グラフィ）の成長理由について「世界で初めて形状記憶素材を活用した歯列矯正統合ソリューションを提供している」とし、「海外の供給価格（455ドル）より5万〜10万ウォンほど安く供給できる」と語った。
続けて研究員は「同社は科学技術分野で権威のある学術誌に70本以上の論文を掲載し、輸出市場開拓のためのマーケティングを強化し、地域別に流通会社とパートナーを選定している」と述べた。
Graphy（グラフィ）は欧州で中核パートナーであるドイツのMedentis Medicalに透明矯正装置を供給しており、米国では装置と素材について米食品医薬品局（FDA）の承認を受け、生産工場を構築している。
今年の売上高は前年比9.1%増の176億ウォン、営業赤字は100億ウォンと見込まれる。
ハ研究員は「来年、輸出で可視的な成果が現れるか、大手流通会社と契約を締結できれば、成長の分岐点を迎え株価が大きく反騰しうる」と述べた。
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