Rznomicsが公募で1871倍の応募殺到10兆8000億ウォン集め上場へ

遺伝子治療薬を開発する企業RznomicsがKOSDAQ市場上場に向けた一般投資家向けの募集で10兆8000ウォンの証拠金を確保した。

10日、投資銀行（IB）業界によると、Rznomicsは9日から実施した一般投資家対象の募集で1871.425対1の競争率を記録した。申込件数は約56万件と集計された。

Rznomicsは先月27日から今月3日まで実施した需要予測でも、国内外の機関投資家2229社が参加し、848.91対1の競争率を記録した。これにより公募価格は上限の2万2500ウォンに拡大した。公募価格ベースの時価総額は約3095億ウォンである.

Rznomicsはイスンウク檀国大学校生命融合学科教授がリボ核酸（RNA）編集技術を基盤に2017年に創業した会社だ。

2017年に設立したRznomicsは、独自のRNA編集プラットフォーム技術を保有する遺伝子治療薬開発企業だ。遺伝子に直接手を加えず、疾患の原因となる変異RNAを精密に校正して疾患を治療する方式の遺伝子治療薬を開発している。5月に米製薬大手イーライ・リリーと約1兆9000億ウォン規模のライセンス契約を結び、遺伝性難聴疾患の治療薬開発に乗り出した。

Rznomicsは18日にKOSDAQ市場にデビューする予定だ。上場主幹事はサムスン証券とNH投資証券である。