ミレアセット運用が米国AIデータセンターETFを上場

ミレアセット資産運用は9日、「TIGER 米国AIデータセンターTOP4Plus 上場投資信託（ETF）」を上場すると明らかにした。

この商品は人工知能（AI）データセンターのバリューチェーンの中核10銘柄に集中投資する商品であり、AI演算に特化したクラウド企業「ネオクラウド」とデータセンター機器企業を選別して組み入れる。

ネオクラウド関連企業としてはコアウィーブ・アイレン・ネビウス・オラクルに、5日基準で約65%の比重で集中投資する。

AIデータセンター機器企業を多数組み入れた点も特徴である。現在、高密度グラフィックス処理装置（GPU）が発生させる熱・電力・データ移動量を処理するため、ネットワーク・サーバー・冷却機器の需要が同時に拡大している。

これを受け、この商品はクレド・テクノロジー・ホールディングス（ネットワーク）、スーパー・マイクロ・コンピューター（サーバー）、バーティブ（冷却）などをポートフォリオに組み入れ、バリューチェーンをバランスよく反映した。

キム・ナムホ ミレアセット資産運用グローバルETF運用本部長は「TIGER 米国AIデータセンターTOP4Plus ETFは、足元のAIインフラ業界の発展動向を反映した商品だ」と述べ、「特にネオクラウドを中心に機器企業までバランスよく組み入れ、AI産業の長期成長性を追求する投資家にとって合理的な選択肢になる」と語った。

一方、ミレアセット資産運用は新規上場を記念し、取引顧客を対象に上場記念イベントを実施する。ユジン投資証券で当該ETFの日次取引条件を満たした一部の顧客に文化商品券が贈呈される。詳細なイベント内容は当該証券会社のホームページで確認できる。