ピン・デインBNK金融会長に事実上再任決定

ピン・デイン（65）BNK金融持株会長が事実上の続投に成功した。

BNK金融は8日、役員候補推薦委員会（任推委）と取締役会を相次いで開き、ピン会長を次期代表取締役会長の最終候補に選定した。

任推委は同日午前9時からロッテホテル釜山で、ピン会長とバン・ソンビン釜山銀行長、キム・ソンジュBNKキャピタル代表、アン・ガムチャン前釜山銀行長の計4人の候補者を対象に深掘り面接を実施した。続いて採決でピン会長を次期会長候補に指名し、その後の取締役会で最終候補に確定したと説明した。

イ・グァンジュ取締役会議長は「リスク管理基調に基づく財務的成果に加え、地域景気の低迷とPF不良の余波が依然進行中の状況で、グループ経営の連続性と組織の安定に重点を置いた」とピン会長選定の背景を説明した。

ピン会長の続投は2026年3月の株主総会で確定する。任期は2029年3月までだ。

1960年生まれのピン会長は、釜山の東莱園芸高と慶星大学法学科を卒業し、慶星大学で修士号を取得した。続いて1988年に釜山銀行に入行し、人事部長、北部営業本部長、慶南地域本部長、新金融事業本部長、未来チャネル本部長を経て、2017年から2021年3月まで釜山銀行長を務めた。