サムスン・現代自動車がヒューマノイド商用化を加速し株価上昇

サムスングループや現代自動車など韓国の主要企業がヒューマノイドロボットの商用化に速度を上げる中、1日午前、韓国のロボット関連株が上昇している。

同日午前9時39分時点でHLマンドは有価証券市場で前営業日比4500ウォン（9.66%）高の5万1100ウォンで取引されている。寄り付き直後の株価は5万2600ウォンまで上昇し、1年での最高値を記録した。

同時刻、ロボット関連株として括られるHIGEN RNM、レインボーロボティクス、ROBOTISなども株価が堅調だ。

先にサムスングループは全系列会社でロボット、ヒューマノイドの活用を拡大すると伝えられた。今回の定期役員人事でもロボット人工知能（AI）とプラットフォームを担当する人員を配置し、ロボット事業への期待感が高まっている。

あわせて現代自動車も米国工場にボストンダイナミクス（BD）のヒューマノイドロボットを投入したと伝わり、ヒューマノイドロボットの商用化に対する投資家心理が改善したとみられる。