Peptronがイーライリリーとの技術評価延長でアフターマーケット急落

Peptronの株価が28日、アフターマーケット（After-Market・午後3時40分〜8時）で急落した。2024年10月に米大手製薬会社イーライ・リリーと締結した「プラットフォーム技術評価契約」が延長される可能性があるとの知らせが背景とみられる。

同日午後5時26分時点でPeptronの株価は、代替取引所ネクストトレードで前営業日比5000ウォン（1.62%）安の30万3000ウォンで取引された。一時は9%を超えて急落する場面もあった。

Peptronは同日、レギュラーセッション終了後に株主向け告知を出し「最近、両社は特定ペプチドのスマートデポ製剤に関するインビボ試験を追加実施することで合意した」とし「これにより技術評価の終了時点が当初の14カ月から一定部分、さらに長期化する可能性がある」と明らかにした。

市場では今回の措置を、プラットフォーム技術に対して追加の検証が必要になったシグナルとして受け止めたとの分析がある。同日のレギュラーセッションでは取引時間中に一時36万9500ウォンまで上昇した。しかしPeptronの株価はアフターマーケットで9%台まで急落し、1日を通じた株価の変動幅は30%に迫った。