Toss証券は人工知能（AI）基盤の海外企業アーニングコールリアルタイム翻訳サービス（以下「アーニングコール」）の累計利用者数が120万人を突破したと明らかにした。5月にサービスを開始してから約6カ月である。
Toss証券はこれまでの顧客フィードバックと利用パターンを分析し、サービスを一段階アップグレードしたと明らかにした。とりわけ▲観戦ポイント▲チャプター別表示▲アーニングコールまとめ表示機能を軸に、単なる聴取を超えて「理解するアーニングコール」へと顧客体験を進化させる計画である。
Toss証券は顧客がアーニングコール開始前から終了までサービスを体験する全体の行程にわたり、理解度と没入度を高めることに集中した。まず「観戦ポイント」セクションでは、アーニングコール開始前に投資家が注目すべき核心ポイントをAIが自動で要約して示す。とりわけ、韓国投資家の関心が高い主要企業についてはToss証券リサーチセンターが共同で参画し、核心内容を提供する。また、利用者投票機能により該当銘柄に対する投資家の期待値を確認できる点も特徴である。
アーニングコール聴取中には韓国語訳に加え、発表者のリアルタイム音声を英語スクリプトで提供し、臨場感と没入度を一段と高めた。あわせて既存のバックグラウンド再生機能を画面分割（PIP, Picture-in-Picture）に改善し、アーニングコールを聴きながら見つつチャートやコミュニティの確認などマルチタスクが可能となるよう支援する。
アーニングコール情報の活用効率も高めた。「チャプター別表示」は1時間以上進行されるアーニングコールを実績発表・ガイダンス・Q&Aなど主要区間に分けて提供し、投資家が必要な部分だけを選んで聴取できる。さらに新設した「アーニングコールまとめ表示」ページでは、顧客が保有または関心を持つ企業のアーニングコール日程と主要グローバル企業の発表状況を一目で確認できる。