KB証券はサムスン電子について、グーグルのテンソル処理装置(TPU)生態系拡大の最大の受益が見込まれると26日に評した。あわせて投資判断は「買い(Buy)」、目標株価は16万ウォンを維持した。前日のサムスン電子の終値は9万9300ウォンである。

ソウル瑞草区のサムスン電子瑞草社屋。/News1 ⓒ News1

キムドンウォンKB証券研究員は「サムスン電子は北米ビッグテック企業への高いメモリー供給シェアを基盤に、グーグル、ブロードコム、アマゾン、Meta(メタ)などのメモリー供給網多角化戦略と人工知能(AI)生態系拡大の直接的な受益が期待される」と述べた。

現在グーグルは自社開発のAI推論チップTPUによってAIハードウエアとソフトウエアの垂直統合に成功し、自社クラウドサーバー用にのみ使用していたTPUを外部企業に販売する方策を積極的に推進中である。Meta(メタ)の場合、2027年に自社データセンターへグーグルTPUの搭載を検討しており、今後TPUを中心としたGemini生態系の構築が本格化すると予想されている。

キム研究員は「結局エヌビディアのGPU供給網への依存度は徐々に縮小する見通しだ」とし、「これによりエヌビディアGPU購入集中に伴うビッグテックの過度な設備投資と減価償却から生じたAIバブル懸念は、今後のAI生態系の多様化で緩和される」と付け加えた。

KB証券は来年サムスン電子の営業利益が前年比108%増の97兆ウォンを記録すると推定した。とりわけ今年第4四半期(10〜12月)の営業利益は前年比192%増の19兆ウォンと示した。

キム研究員は「AI市場が推論で急速に拡大し、汎用サーバーのメモリー搭載量も同時に急増してサーバーメモリー需要にも肯定的な影響を及ぼしている」とし、「グーグルTPUの設計と生産を担うブロードコムの場合、サムスン電子がメモリー供給シェア1位を記録しており、今後グーグルTPU生態系拡大の最大の受益が期待される」と述べた。

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