タイムフォリオ資産運用は自社のアクティブ上場投資信託（ETF）の純資産総額（AUM）が3兆5000億ウォンを突破したと25日に明らかにした。
タイムフォリオ資産運用によると、直近1カ月間でタイムフォリオのアクティブETFに8000億ウォンを超える資金が流入した。これによりAUMは約2兆7000億ウォンから3兆5000億ウォン以上へと急増した。
タイムフォリオ資産運用の関係者は「国内アクティブETF専門運用会社の中で初めてAUM1兆ウォンを先に上回ったのに続き、わずか数カ月で3兆ウォン台半ばまで外形を拡大した」と説明した。
ETF受託残高は前年末の9546億ウォン水準から今年は3兆5000億ウォン台まで3倍以上増加した。タイムフォリオ資産運用が2021年に初のアクティブETFを披露してから4年ぶりである。
タイムフォリオのアクティブETF成長の中心には、グローバルおよび国内株式型の代表的なアクティブETFがあるという説明だ。国内初のグローバル人工知能（AI）バリューチェーンに投資する「TIMEFOLIO グローバルAI人工知能アクティブETF」は上場以降2年間で累積収益率約220%を記録し、1兆ウォン規模のファンドへ成長した。
また「TIMEFOLIO 米国ナスダック100アクティブETF」は、高成長の半導体・プラットフォーム企業比率を機動的に調整する戦略を土台に、同期間にレバレッジETFを上回る成績を達成した。
このほかにも「TIMEFOLIO Koreaプラス配当アクティブ」「TIMEFOLIO グローバル・Kバイオ アクティブETF」「TIMEFOLIO グローバルトップピックアクティブETF」など、配当・バイオ・グローバル資産配分戦略が加わり、タイムフォリオのアクティブETF全体のAUMを3兆ウォン台半ばへと押し上げた。
キムナムウィ・タイムフォリオ資産運用ETF戦略本部の本部長は「アクティブETFは短期的なテーマ商品ではなく、構造的成長産業と企業の長期的競争力を選別して投資すべき年金投資に最も適した金融商品だ」とし、「AI、バイオ、配当、コリア・バリューアップなど中長期の成長ストーリーが明確な領域でアクティブ戦略の強みを引き続き立証していく」と述べた。