今後は証券会社で温室効果ガス排出枠を取引できるようになる。政府が第三者の排出枠市場への参加を拡大するため、排出枠市場の委託売買制度を導入したためである。

2015年1月12日、釜山南区の国際金融団地内にある韓国取引所で温室効果ガス排出権取引所の開所式が行われ、その後本格的な取引を開始した。写真と記事内容は無関係。/朝鮮DB

韓国取引所は24日から、投資売買業者、集合投資業者、信託業者、銀行、保険、基金管理主体などが仲介会社を通じて排出枠の委託売買を行えると23日に明らかにした。ただし個人投資家の参加は制限される。

今回の改編により、排出枠の売買を希望する主体の取引利便性が高まる見通しだ。過去には個別の市場参加者が取引所会員に加入して初めて排出枠の取引が可能だったが、今後は取引所に加入しなくても仲介会社を通じて取引できる。

委託売買サービスはNH投資証券を通じて先行導入される。NH投資証券は2024年3月に気候エネルギー環境部から排出枠取引仲介業の試験参加者に選定された経緯がある。

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