SemifiveなどKOSDAQ市場への新規上場を推進する企業が今週、大規模に機関投資家の需要予測に乗り出す。あわせて、KOSDAQに上場する初の英国企業であるTeraView(テラビューホールディングス)は今週、一般投資家の募集を受け付ける。
23日、金融投資業界によると、11月第4週(24〜28日)に半導体デザインハウスのSemifive、宇宙航空スタートアップのナラスペーステクノロジーなど6社(一般上場)が機関投資家向けの需要予測に入る。
まずSemifiveは26日から需要予測を実施する。Semifiveは半導体設計を支援するプラットフォームを主力としており、多品種少量生産の注文型半導体(ASIC)の普及に伴い、同社プラットフォームの価値が浮上している。
Semifiveは今回の上場で540万株を募集する方針で、希望公募価格は2万1000〜2万4000ウォンに設定した。需要予測後に公募価格が上限で確定した場合、上場後の時価総額は8000億ウォンを超える見通しだ。
国内唯一の商用超小型観測衛星運用会社とされるナラスペーステクノロジーも26日から需要予測を予定した。宇宙航空スタートアップの上場後の株価下落に伴う投資心理の萎縮が足かせと指摘される。
このほか、デジタルツイン専業のEGIS、医療マイクロニードル製造のQuadMedicineが需要予測を開始する。車載ソフトウェアセキュリティ専業のフェスカロと、AI演算最適化技術企業のアクリルも需要予測を予定した。
KOSDAQ市場に上場する初の英国企業であるTeraViewホールディングスは24日まで一般募集を受け付ける。同社は先に公募価格を希望公募価格の上限である8000ウォンに確定した。バイオ企業のAimedBioも一般募集を受け付ける。