IBK投資証券は19日、ロッテケミカルについて、インドネシアの新規ナフサ分解設備(NCC)で液化天然ガス(LNG)を最大50%まで投入する原料の柔軟性を確保したと分析した。さらに、デサン産業団地内の石油化学設備を統合・再編する構造調整によりコストを削減できるとみている。
同時に投資意見は「買い」を維持し、目標株価は10万7000ウォンを据え置いた。前営業日の終値は8万600ウォンである。
IBK投資証券は、ロッテケミカルがエチレン100万トンを生産する際、ナフサを100%使用すると約320万トンが必要だが、ナフサ・LPGを50%ずつ混用すると原料が約60万トン減少する見通しだとした。
イドンウクIBK投資証券研究員は「ナフサよりトン当たり約100ドル割安なため、理論上、年間最大約7000億ウォンのコスト削減効果がある」と述べ、「最も競争力のあるエチレン生産原価を実現できる」と語った。
続けて「LPG比率の拡大により副産物のブタジエン生産量は年間5万〜6万トン減少し得るが、同時にC3テール(プロパン)の回収量が年間20万〜22万トン追加発生し、付加収益を創出できる」と推定した。
また、HD現代ケミカルとデサン産業団地内の石油化学設備を統合・再編する事業の構造調整案を検討中である点も指摘した。
同研究員は「統合法人のエチレン生産能力は約31%、全体生産能力は約25%縮小し、政府の設備削減ガイドラインに合致する」と説明した。
続けて同研究員は「初期には環境影響評価、廃棄物処理、安全措置、ダウンストリーム(エチレン・プロピレンなどを活用して各種石油化学製品を生産)設備の再配置などで一時的コストが発生するものの、中長期的にはコスト構造が改善する可能性が高い」と述べた。
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