外国人投資家が1日で国内株を2兆7000億ウォン売却しKOSPIは3.8%急落

外国人投資家が14日、韓国の株式市場で1日を通じて2兆7000億ウォン相当の株式を純売りしたことが分かった。これは2021年5月以降で最大の規模である。

韓国取引所によると、この日、レギュラーセッション基準で外国人投資家は有価証券・KOSDAQ市場で2兆6864億ウォン規模で株式を売却した。これは2021年5月12日（2兆8735億ウォン）以降の最大値である。

外国人は有価証券市場だけで2兆3667億ウォン相当を純売りした。有価証券市場でも2021年8月13日（2兆6990億ウォン）以降で最も多くの売り物が出た。

この日のKOSPI指数は前夜の米国株急落と人工知能（AI）高評価への懸念を受け、前営業日比3.8%急落の4011.57で取引を終えた。KOSPI指数は10日以降、4日間上昇基調を続けていたが、5営業日ぶりに下落で引けた。

特に半導体大型株の弱さが目立った。SKハイニックスとサムスン電子がそれぞれ8.50%、5.45%急落した。斗山エナビリティも5%台の弱含みだった。LGエナジーソリューション（-4.44%）、KB金融（-3.00%）なども下落した。

KOSDAQ指数も3日ぶりに900ポイントを下回った。この日のKOSDAQ指数は前営業日比20.47ポイント（2.23%）安の897.90で取引を終えた。

イ・ジェウォン新韓投資証券研究員は「この日のKOSPI指数は半導体大型株のAI高評価を巡る議論、利益確定で下落した」と述べ、「利益確定の売りが出るたびに個人の純買い越しが流入し、指数の下値は支えられた」と語った。