外国人が韓国株を純買い越し比率30％超に拡大し10月の純投資は4兆2050億ウォン

2025年10月、外国人が前月に続き韓国の株式市場への投資を継続していることが明らかになった。ただし投資規模は直前の月と比べて約2兆ウォン減少した。

金融監督院は14日「2025年10月外国人証券投資動向」を発表し、前月の外国人による韓国資本市場の純投資規模が4兆2050億ウォンを記録したと明らかにした。

外国人は前月、有価証券市場で4兆1950億ウォン、KOSDAQ市場では100億ウォン分を純買い越した。これにより韓国株式市場で外国人が占める比率は9月の28.7%から10月の30.1%へと拡大した。

国別では、英国が2兆3690億ウォン、アイルランドが1兆3490億ウォン、ノルウェーが7500億ウォン規模で買い越した。反対に米国とクウェートはそれぞれ1兆250億ウォン、6280億ウォンずつ売り越した。

債券市場では外国人資金が流出した。前月、外国人は債券を3兆8210億ウォン純買い越し、3兆9990億ウォンを満期償還で受け取った。合計1780億ウォンが純回収された。累積残高は307兆ウォンで、前月比1兆3000億ウォン減少した。上場債券残高の11.2%が外国人資金である。

債券の種類別では、国債に3兆ウォン純投資し、特殊債を3兆1000億ウォン純回収した。保有規模は国債が286兆8660億ウォン、特殊債が24兆630億ウォンである。

残存期間別では、5年以上に139兆8000億ウォン、1〜5年に104兆3000億ウォン、1年未満に62兆9000億ウォンを保有中である。