SyntekabioがAIプラットフォームで次世代治療薬開発に着手し株価急騰

KOSDAQ上場企業のSyntekabioが12日、寄り付き後に強含んでいる。Syntekabioが保有する「インテリジェンス（AI）プラットフォーム-バイオデータセンター」結合インフラを基盤に治療薬開発に乗り出すとの知らせを受け、業績成長への期待が高まったとみられる。

同日午前9時18分時点でSyntekabioは前営業日比1255ウォン（29.77%）高の5470ウォンで取引されている。寄り付き直後に株価が急騰し、ストップ高（日中の価格制限幅の上限）を記録した。

AI創薬企業のSyntekabioは前日、AIプラットフォームとバイオデータセンターを基盤とする次世代治療薬の開発に乗り出すと明らかにした。グローバル製薬・バイオ産業が単一標的治療薬から多重標的、個別化治療へと進化する流れを先取りして具現化する戦略である。

具体的な新薬開発計画は示していないが、今後の業績期待を背景に買いが集まったと解釈される。会社側は「AIプラットフォームとバイオデータセンターの統合構築には莫大な投資と時間が必要であるだけに、すでにこれを完成させ運用中のSyntekabioは高い参入障壁を確保した」と述べた。