金融監督院がバイオ企業ジェムバックス&カエルの有償増資計画に3回の訂正を求めると、ジェムバックス&カエルが結局有償増資計画を撤回した。アルツハイマー病新薬候補のグローバル第2相試験で有効性に失敗したとの知らせが伝わりストップ安となったのに続き、資金調達計画まで不透明になった。

ジェムバックス&カエル本社社屋。

11日、金融監督院の電子公示システムによると、ジェムバックス&カエルはこの日取引終了後に有償増資撤回報告書を提出した。これは金融監督院が前日に証券申告書に訂正申告書の提出を求めてから1日での対応である。

ジェムバックス&カエルは公示を通じて「有償増資の推進が長期化し、既存株主と新規投資家に混乱を招くおそれがあると判断し、やむを得ず撤回することを決定した」と明らかにした。

ジェムバックス&カエルは前日ストップ安を記録した。前営業日比29.91%(1万6300ウォン)安の3万8200ウォンで取引を終えた。会社が7日取引終了後にアルツハイマー病新薬候補GV-1001がグローバル第2相試験で有効性を立証できなかったと公示した余波が大きかった。

年初に1万4590ウォンだったジェムバックス&カエルの株価は新薬GV-1001への期待感で6月中旬に6万9800ウォンまで378%上昇した。しかし8月29日に2486億ウォン規模の有償増資を公示してからは株式希薄化への懸念で4万~5万ウォン台で横ばいとなり、臨床失敗の公示で3万ウォン台へ急落した。増資は既存株式数の16%(670万株)規模で、資金1676億ウォンの大半をGV-1001の研究開発と第3相臨床に充てる計画だった。

追い打ちをかけるように金融監督院が有償増資計画にブレーキをかけた。先に金融監督院は9月26日と10月27日にもジェムバックス&カエルの有償増資に関する証券申告書を差し戻した経緯があるが、10日に再び訂正申告書の提出を求めた。

金融監督院の関係者は「臨床物質について会社の立場で有利な内容中心にのみ記載された」とし、「客観的に知らせるべき内容は不利な内容であっても知らせるべきだという趣旨で訂正を要求した」と説明した。

有償増資が撤回された以上、ジェムバックス&カエルの臨床試験にも支障が予想される。金融監督院の関係者は「今回の有償増資による資金調達自体が第3相試験のための資金調達であるが、この物質が第3相に入ることができるという前提が説明されなければならないと思う」と述べた。

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