キウム証券MTSプログラム欠陥で接続障害投資家に混乱

キウム証券のモバイルトレーディングシステム（MTS）などで前夜にシステム障害が発生し、投資家が株式取引で不便を強いられた。

7日、金融投資業界によると、6日夜にキウム証券のMTS「英雄門S#」で接続エラーが発生した。利用者によれば、英雄門S#に接続しようとすると「Scrpt error reported」（スクリプトエラー報告）というメッセージとともに再起動される現象が起きた。

前夜、ニューヨーク株式市場が雇用の弱さの影響などで急落するなか、MTSの不具合が発生し、投資家の不便が拡大した。

キウム証券は英雄門S#のプログラム不具合により一部顧客に接続障害が発生したと説明した。キウム証券の関係者は「現在、措置は完了した状態で、海外株アプリ『英雄門 SG』およびホームトレーディングシステム（HTS）へ案内し、取引に支障がないようにした」と述べた。

一方、キウム証券のMTS不具合は今年4月にも発生した。キウム証券は4月の大規模注文エラー事案の後、関連人員と組織を強化し、年内に関連サービスへ300億ウォンを追加投資すると明らかにした。