俳優のシン・ミナとキム・ウビンの結婚式で主礼を務めたボンリュンスニムが、2人の縁を込めた主礼辞を公開した。ボンリュンスニムは、シン・ミナがキム・ウビンの闘病当時に快癒を願い供養米を頭に載せて祈った逸話を伝え、互いへの尊重を求めた。

IMエンターテインメントは20日、ソウル中区の新羅ホテル・ダイナスティホールで開かれた俳優シン・ミナとキム・ウビンの結婚式の写真を22日に公開した。/IMエンターテインメント提供

浄土会は23日にウェブサイトに主礼辞の全文を掲載した。ボンリュンスニムは「ウビン君はかつて健康状態が良くなくて困難を経験したが、ミナさんが供養米を頭に載せてキョンジュ南山の観世音菩薩の前に行き、宗教を越えて共に祈りました」と明らかにした。

続けて「その後ウビン君が再び健康を取り戻し、きょうこの場で2人が手を取り合って共に一生を歩むとして結婚を約束することになったのは、本当に深い縁の結果だ」と述べた。またスニムはシン・ミナの長年の善行に言及し、「ミナさんは心が温かく善良で、10年以上前から貧しい子どもたちを助ける取り組みに着実に支援を続けてきた」と紹介した。

キム・ウビンは2017年に上咽頭がんの闘病で活動を中断したが、シン・ミナの看護の中で2019年に完治判定を受けて復帰した。ボンリュンスニムは「互いの違いを認める尊重と相手への理解、この2つを必ず銘記してほしい」とし、社会的責任を果たす夫婦になるよう求めた。2015年から交際してきた2人は20日に夫婦の縁を結んだ。

共に民主黨の代表である李在明が11月6日午後、ソウル汝矣島の国会サランジェでポプリュン僧侶と茶を飲みながら語らっている。/News1

◇ 主礼辞 全文

まず2人の結婚を祝う。自分は2人と長い付き合いがある。ミナさんは心が温かく善良で、10年以上前から貧しい子どもたちを助ける取り組みに着実に支援を続けてきた。特に北朝鮮から韓国へ渡ってきた離脱住民(北朝鮮からの脱北者)の哀歓を和らげる活動に多くの支援をしてきた。離脱住民と共に来た子どもたちは韓国社会に適応できず学校でいじめに遭うことが頻繁だが、その子どもたちを放課後に見守るプログラムに常に支援を続けてきた。ウビン君は一時健康が優れず困難を経験したが、ミナさんが供養米を頭に載せてキョンジュ南山の観世音菩薩の前に行き、宗教を越えて共に祈った。その後ウビン君が再び健康を取り戻し、きょうこの場で2人が手を取り合って共に一生を生きていくとして結婚を約束することになったのは、本当に深い縁の結果である。

しかし一緒に暮らすことは容易ではない。常に今日のような心でいられたらどれほど良いだろうか。生きていれば見解の違いが生じ、それによって葛藤が生まれる。大半の人は結婚すれば2人が互いに好いているので互いに同じでなければならないと考える。そうなると結婚の良さもあるが、結婚が個人の自由を束縛することが多い。だから離れたい気持ちが生じる。これを克服するには、結婚した夫婦が互いに寄り添う温かさだけを追求するのではなく、個人の自由を大いに尊重することが必要だ。

半分と半分が合わさって人になるような結婚は、満月になっても真ん中にひびが入っている。しかし完全な側と完全な側が出会って満月になれば、真ん中にひびがない。だから完全に結合できる。たとえどんな理由で別れが訪れたとしても、半分を失って味わう苦痛なしに自ら完全な側となって立てる、そんな2人になってほしい。だから結婚が束縛ではなく、互いをより自由にする結婚になれば良い。

大半の人は愛を好むことだと考えるが、好むことは愛というより欲望である場合が多い。好む気持ちが冷めれば、嫌悪や憎しみに変わり得る。たった今ウビン君が誓約で語ったように、互いの違いを認めなければならない。どれほど結婚した夫婦であっても、考えが違い、感じ方が違い、信仰が違い、見解が違うことがある。互いに違うことを認めることを「尊重」と言う。すなわち、相手を尊重できなければならない。

次に、互いの違いを認める土台の上で、「妻の立場ではそういうこともあり得る」「夫の立場ではそういうこともあり得る」と相手を理解することが必要だ。理解を伴わない愛は、ときに暴力に変わり得る。親が子を愛していると言っても、子にとってはそれが甚大な苦痛になることが多い。だから常に相手の立場を理解することに基づいた愛をしなければならない。

互いの違いを認める尊重と相手への理解、この2つを必ず銘記してほしい。ここに一つ付け加えるなら、愛には責任が伴うという事実を銘記すべきだ。妻としての責任、夫としての責任だけでなく、2人は韓国社会で国民の愛を受ける広く知られた人物である。だから2人の間にどんな葛藤が生じても、2人個人の問題で終わらず韓国社会全体に影響を及ぼす。ゆえに2人が持つ名誉に伴う社会的責任を常に念頭に置かなければならない。愛する妻に対する夫としての責任、尊敬する夫に対する妻としての責任だけでなく、2人は多くの国民が2人を愛しているのに背かないように生きるという社会的責任を持つことが必ず必要だ。

改めて述べれば、第一に、結婚が束縛ではなくより高い自由へ進む道となるには、互いに寄り添いながらも各自の独立性を維持すべきだ。第二に、相手を尊重し理解することが必要だ。これこそが真の愛である。第三に、妻としての責任、夫としての責任だけでなく、子どもが生まれたなら親としての責任を持たねばならず、また2人は韓国社会で国民的な愛を受けているため、その愛に背かない社会的責任も持たねばならないという点を必ず記憶してほしい。こうした点を常に銘記して生きるなら、今日のこの良さが今後もずっとより良さへとつながっていく。改めて2人の結婚を祝う。

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