放送人チョ・セホの暴力団関与疑惑を提起したネットユーザーが追加の暴露を中断する立場を示した。チョ・セホと所属事務所が法的対応方針を決め、暴露撤回に転じたとの見方が出ている。
10日、芸能界などによると、ネットユーザーのA氏は前日、自身のソーシャルメディアに「番組降板の決定に拍手を送りたい」とし「追加の暴露はしない」と明らかにした。
A氏は「おっしゃったとおり、より成熟した姿で戻ってくることを心から応援し、今後は国民から一層信頼され、前向きな姿を示してほしい」と述べた。
A氏は先の4日、チョ・セホが地方の暴力団の中核人物とされるB氏と親交を維持し、高価な贈り物をやり取りしていたという主張とともに、関連写真を掲載した。
チョ・セホは所属事務所A2Zエンターテインメントを通じ「B氏から金品を授受したという主張は事実ではない」としつつも、「誤解や醜聞に深い責任を感じる」として出演番組を自主降板した。
A氏は「再び一つずつ一つずつ、真実が勝利するまで闘う」として暴露合戦を続ける立場も示したが、チョ・セホの降板を受けて姿勢を変えた。物議を醸した写真も削除した。
A氏は「今回の事案に臨むチョ・セホの態度と、責任を負おうとする姿を見て、今後チョ・セホに関連する資料は外部に共有せず個人的にのみ保管する予定だ」と語った。
A氏は続けて「不必要な誤解や対立を防止しようとする意図であり、これ以上の論争が拡大しないことを望む気持ちだ」と付け加えた。
一部では、暴力団関与疑惑を提起したA氏が、チョ・セホと所属事務所の強硬対応方針に負担を感じたのではないかとの見方も出ている。
A2Zエンターテインメントは前日「より厳重に対応しようとしている」とし、「誤解を解消し、失墜したイメージを回復するための法的対応を、より迅速かつ強硬に進めていく予定だ」と述べた.