MBCやtvNなどの放送局が相次いで「マネージャーへのパワハラ疑惑」を受けるパク・ナレのバラエティー番組降板を告知した。
MBCのバラエティー番組「私は一人で暮らす」の制作陣は8日、「事案の厳重さとパク・ナレ氏の活動中断の意思を踏まえ、パク・ナレ氏の私は一人で暮らすへの出演を中断することを決定した」と明らかにした。
制作陣は続けて「今回の事案を決して軽くは見なかった」とし、「最近提起された主張について公正性を重視して事案を判断しようとしたため公式見解が遅れた点をお詫びする」と述べた。
私は一人で暮らすはパク・ナレが2016年から合流し、現在まで9年以上活動してきたバラエティー番組である。パク・ナレは私は一人で暮らすへの出演を足がかりに2019年にMBC放送芸能大賞の大賞を受けた。
tvNのバラエティー番組「驚きの土曜日」の制作陣も同日、「パク・ナレ氏の放送中断の意思を尊重し、以後の収録からは共にしない予定だ」と伝えた。
MBC放送芸能大賞のほか百想芸術大賞のテレビ部門女性バラエティー賞も受けるなど女性芸人として躍進していたパク・ナレは、4日に元マネージャーたちに「パワハラ」をしたという暴露が出て論争に包まれた。
ここに、パク・ナレがいわゆる「注射おばさん」と呼ばれる人物から違法医療および代理処方を受けたという追加疑惑まで提起され、論争が拡大した。
パク・ナレはこの日、自身のソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）に「すべてがきれいに解決するまで放送活動を中断することを決心した」という文を投稿した。
パク・ナレの放送活動中断の決定でバラエティー番組の制作中止事態も浮上した。MBCは新バラエティー番組「ナドシンナ」は制作を撮影延期の末に結局中止した。
ナドシンナは当初、パク・ナレ、チャン・ドヨン、シン・ギル、ホ・アンナなど女性芸人4人が旅行に出るというコンセプトで企画された。来年1月を放映予定日と定め、一部撮影を進行したとも伝えられた。