ミン・ヒジン前ADOR代表が4日「HYBEはNewJeansに対して非常に申し訳なく思うべきだ」と語った。
芸能界関係者によると、ミン前代表はこの日YouTubeチャンネル「ジャンルマン・ヨイド」に出演し、「NewJeansについて申し訳なさがあるかもしれず、残念さがあるかもしれない。どんな感情か」という問いに対し、「状況をなぜここまでにするのか腹立たしく、残念でならない」と述べた。
ミン前代表は「（NewJeansのメンバーを）二人、三人に分けるのはあまりにおかしい」とし、「裁判所では『戻ってきさえすればよくしてあげる』と言っておきながら、なぜ三人を別途いじめるかのようにこのような行為をするのか理解できない」と述べた。
11月12日、ADORはNewJeansのメンバー、ヘリンとヘインが協議のうえHYBEに復帰することにしたと明らかにした。その2時間40分余り後、ミンジ、ハニ、ダニエルは法律事務所を通じて「ADORから返信がなく、やむを得ず別途立場を知らせることになった」とし、所属事務所に復帰する意思を示した。
「二人（ヘリン・ヘイン）と三人（ミンジ・ハニ・ダニエル）の考えが違うのではないか」という進行役の質問に、ミン前代表は「違う」とし、「同一の日付に時間差だけ置いて伝えたのだ。（三人が）ADORに連絡したと立場文に出ている」と答えた。
続けてミン前代表は「子どもたちのために尽くすと言いながら、なぜ分断するのか分からない。二人が復帰の意思を先に明らかにしたとしても、自分なら待ったはずだ。そうしてこそファンダムが混乱しない。なぜ混乱を増幅させるのか」と述べ、「三人が戻ると言ったのなら受け入れるべきで、なぜ疑い、真意をなぜ問いただすのか」と語った。
進行役が「ここまで来たのはHYBEの責任が大きいと見るのですね？」と問うと、ミン前代表は「自分の立場では100%HYBEの責任だ」と答えた。
ミン前代表はあわせて、経営権簒奪疑惑、NewJeansタンパリング疑惑などを全面的に反論し、「HYBEが自分を魔女に仕立て上げた」とも述べた。
ミン前代表は、HYBEを相手取って提起したプットオプション行使に関する株式売買代金請求訴訟について、「自分は実のところ稼いだ金がない。これまで給料とインセンティブ以外には受け取ったものがない。プットオプション関連でも自分は受け取ったものがなく、今訴訟中だ」と強調した。
NewJeansタンパリング論争に関しても、やるせなさを吐露した。タンパリングは、他の企画会社・アーティストのコンセプトや世界観を密かに参照したり拝借するという意味である。
ミン前代表は「前提と内容が一致しない。タンパリングというのは法廷用語でもなく、これが実際に問題になったのなら、自分が記者会見をする前に問題提起をすべきだった。自分に経営権簒奪というフレームをかぶせ、その次にタンパリングのイシューを持ち出した」と主張した。